SGET栃木メガソーラー発電所建設工事part4完成物件進捗状況
梅雨もそろそろ終わりに近づき、夏の暑さも本番となる季節が近づいて参りました。
梅雨時期は土木業者泣かせの季節と前々回に書いたかと思います。これからは、高温多湿の季節となり室外で作業する作業員・施工管理者共にたいへん辛い期間です。この辛い期間をいかに乗り越えて行くかは、万全な熱中症対策を実施する事だと思います。
メガソーラーの現場では特にそれが顕著で、太陽光発電の性質上「日が良く当たる場所」または「日が良く当たるように作らなければならない」という「日陰」を無くしていく工事だからです。そのような観点を交えつつ、今回ご紹介しますのは、3箇所ある調整池で最後に施工が始まりました「No.2」調整池になります。2000×2000ボックスカルバート(重さ7.9t)布設状況・60tラフタークレーン使用
青い空、白い雲、今では広々とした場所ですが
施工前は木々に囲まれたため池でした。
三方を山に囲まれているため湿気が溜まりやすく、快適とは言えない場所でしたが、調整池造成のため周りの木を伐採した後は特に熱中症の危険が高い場所と言えます。
休憩所の設置などは急務でした。
排水設備などの敷設作業は湿度が高い状態での作業となりますので、より一層危険と言えます。
少しのふらつきでも開口部が近ければそれだけ危険度は高いでしょう。
幸いなことに熱中症で倒れた方は未だ出ていませんが、夏はこれから本番。
気を引き締め、準備をしっかりし、夏を乗り越えていきたいと思います。