基礎工事 Part2完成物件進捗状況
基礎と建物鉄骨を繋ぐアンカーボルト・鉄筋
当作業所のアンカーボルトは、ベースパック柱脚工法を採用しています
http://www.b-pack.net/index.html
材質の異なる基礎(鉄筋コンクリート)と建物本体(鉄骨造)を接合させるもので、建築構造上重要な部分の一つです。
ボルト M36(mm) 8本 長さ815mm「日本建築センターによる一般評定」を受けたものです。
この太いアンカーボルトの廻りには、写真のように鉄筋を組立てコンクリートを打設して基礎を完成させます。
アンカーの廻り(ポストと呼ぶ)には、柱筋(立方向) D22 12本、帯筋(水平□型)D13 10cm間隔 の鉄筋を組み立ててあります。このポストは、大梁で繋がっており、大梁の間には小梁が設けてあり、ポストの下には基礎ベースがあって、これらが一体となって建物の基礎になります。
*** 鉄筋見方について ***
鉄筋にはロールマークという刻印があり、メーカー毎に決まった印です。
写真用にマークを着色してありますが、この写真で 伊藤製鐵所石巻工場製、D22(太さ)、SD-345(強度規格)と解ります。
このロールマークでは製造年月日までは解りませんので、材料規格判定基準の目安になります。
さて、この工事でどのような建物が出来るか?
外観パース
来春の完成を目指しております。