砂防堰堤工事 西熊田沢その1(補助砂防)part6完成物件進捗状況
今回は6月17日に行った平板載荷試験についてです。
平板載荷試験とは、基礎を設置する深さまで掘削を行い、基礎に見立てた小さな鋼板(載荷板:直径30cmの円盤)を置いて実際の建物の重量に見合う荷重をかけて沈下量を測定し、地盤が安全に支持する力を判定する試験です。比較的短時間に地盤の支持力を直接的に測定できる利点がありますが、作業スペースがやや大きいことが短所です。
(引用元ニッケンキソ:http://www.nikken-kiso.co.jp/geo_04.html)
本来は図のようにバックホーを重りに使いますが、今回はバックホーの入るスペースが無かったので鉄板を重りに使用して試験を行いました。
今回、設計荷重の約3倍を段階毎に載荷して試験しました。
試験の結果は、無事合格でした。
現在、堰堤本体の残存型枠、及びコンクリート打設に取り組んでおります。