鉄骨工事 Part2完成物件進捗状況
鉄骨建て方
11月7日は立冬、気温が下がり始め寒さ対策が必要となってきました。風邪など引かないよう、気を付けましょう。
さて、現在は鉄骨本体の建て方が終了して、デッキプレート(床材)や金物等を取付けております。
建物北東側
基礎工事 Part2で取り上げたベースパック工法の最終工程について
基礎工事Part2では、コンクリート打設前の状況でしたが、基礎・鉄骨建て方が終了して基礎と一体化させます。
柱を建てた状態、ボルト周囲と、座金には穴と内部に空間があります。
ベースパック専用の充填用高強度モルタル
締付完了したアンカーボルトの1ヶ所(座金の穴)から専用モルタルを充填します。
全ての座金穴から専用モルタルが出てくれば充填完了です。
鉄骨のボルト接合について
鉄骨造のボルト接合も、重要ポイントの一つです。接合は高力ボルト(ハイテンションボルト)を用いて、決められた手順(一次締め→マーキング→二次締めの順)で締付を行います。
二次締め中、専用機械で締付を行います。
写真では、サンプルとして未使用のボルトを置いてあります。ボルトにはナットから突き出た突起部分が有ります。実際の施工(二次締め)では、突起が機械の回転でねじ切られることによって、必要締付力が得られた事を確認しています。
鉄骨にサビが見られますが良いのでしょうか? 鉄どうしの摩擦力確保と、コンクリートとの接触面の付着力確保のため、その部分にはさび止め塗料は塗りません。問題ありません。
追記 コンクリートの強度確認
この様な機械で、実際に打設したコンクリートから作ったテストピースを試験しています。この時は28tくらいまで力をかけています。