護岸工事 荒川(塩谷)その31(災害助成)河川工事
完成までの流れ(施工ブログより)
護岸工事 荒川(塩谷)その31(災害助成)part12023.10.31
工事概要
工 事 名 護岸工事 荒川(塩谷)その31(災害助成)
工事箇所 須烏山市落合
工 期 令和5年10月4日~令和6年4月16日
工事延長 80.3m(右岸)
築堤盛土 2459.0m3
コンクリートブロック張工 1,323m2
平面図
標準断面図
10月末現場写真
11月13日(月)から、本格始動します。
護岸工事 荒川(塩谷)その31(災害助成)Part22023.11.30
那須烏山市落合の護岸工事 荒川(塩谷)その31(災害助成)
2023年11月13日(月)に工事着手し、半月が経過しました。
先ず、支障物の立木を伐採しました。
次に、既設護岸ブロックの取壊しを行いました。
その後、掘削を行い、仮締切工の準備をしています。
11月末時点でこの様な状況です。
12月からは施工延長の半分、約40m分の床掘りを行い、C型基礎~大型連結ブロックの据付けを行っていきます。
現場の下流(写真上)に旧落合橋と新落合橋が写っていますが、旧落合橋は間もなく撤去工事が始まります。
最後に、現場で一緒に仕事をする仲間を紹介します。
2台とも20年選手、走行160,000㎞超えの超ベテランですが、実に頼もしい相棒です。
両車とも、ホ〇ダ車ですが、私、特にホ〇ダフリークでは有りません。
車は一番、ス〇キが好きです。
護岸工事 荒川(塩谷)その31(災害助成)Part32023.12.29
那須烏山市落合の護岸工事 荒川(塩谷)その31(災害助成)
皆様、こんにちは。
先月は準備工を行いましたので、今月から本格稼働です。
先ず、現場下流側半分の掘削~床掘りを行いました。
掘削すると湧水が出てきますので、水中ポンプで汲み上げながら作業を進めていきます。
掘削完了後、基礎ブロックと隔壁ブロックの設置を行いました。
その後、裏込め砕石を投入して敷き均します。
いよいよ、メイン作業、大型連結ブロック張りの施工です。
均しコンを打設し、その上に大型連結ブロックを据付けます。
先ずは、ブロック6段(河床高上まで)の据付け完了です。
水替え費用を抑えるため、河床高以上施工出来たら、発注者監督員の段階確認を受けて、埋戻しを行います。
埋戻し後、更にブロックを施工していきます。
現場下流側は坂路が出来ますので、裏法の基礎を段々に施工します。
技術屋の腕の見せ所です。
上空からの12月末現場状況です。
大型連結ブロック張工、設計数量1,323m2中、約600m2施工が終わりました。
12月末計画進捗率39.4%のところ、実施進捗率44.4%でした。
12月29日から年末年始休暇をいただき、来年1月5日(金)から工事を再開し、現場上流側の掘削を行う予定です。
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本工事に先立ち、現場事務所前に工事アピール掲示板を設置しました。
頑張ろう!地域と共に!早期完成を目指して!『わが、ふるさとの川』”荒川”
前回の藤田地区でも、このスローガンのもと早期完成する事が出来ました。
今回も頑張ります!!
掲示板にはこの様なポスターも張っています。
私たちは宇都宮ブレックスを応援しています!
今年のブレックス、頑張ってますね!『B.リーグ、三回目の優勝目指して!』
当現場も頑張ります。!『高品質で、早期完成を目指して!』
以上。バスケットボール競技歴、47年目の現場代理人でした。
護岸工事 荒川(塩谷)その31(災害助成)Part42024.1.31
那須烏山市落合の護岸工事 荒川(塩谷)その31(災害助成)
皆様、こんにちは。
1月は残りの上流側半分の工事を行いました。
先月同様、掘削・床掘の完了後はC型基礎ブロックを設置、その後大型連結ブロックを据え付けていきます。
河床の高さまで施工が終わりましたので、埋戻しをします。
埋戻しが終わったら、その上(小段、高水部)の大型連結ブロックを施工していきます。
先月、基礎ブロックが段々に設置してあった所は、『坂路』と言うコンクリート舗装の坂道が出来ます。
路盤を敷均し・転圧後、ワイヤーメッシュを設置して生コンを打設します。
夜は気温が下がるので、ジェットヒーターで養生します。
坂路の施工は2/3(土)まで掛かるため、コンクリート舗装全体の仕上りは来月、ご報告します。
それから、大型連結ブロックの施工が終わりましたので、築堤盛土を行いました。
ダンプトラックで土砂を搬入し、ブルドーザーで1層厚さ30㎝以内で敷均し、タイヤローラーで転圧・締固めを行います。
その後、法面整形を行いますが、施工は来月になります。
1月の作業内容は以上になりますが、今月は現場の皆さんに頑張っていただいたおかげで、工事進捗率が12月末の44.4%から、なんと!(驚きの!)1月末94.7%になりました。
1/31(水)現在の現場はこんな感じです。
あと残りの工種は、法面整形工、植生工(張芝)、天端敷砂利工です。
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現場事務所前の安全掲示板に、ほんの少し手を加えてみました。
落合橋周辺の殆どの現場は、落合橋の左岸側道路からしか各現場に車両が進入することが出来ませんので、私の現場事務所前の市道を通行します。
その結果、多い時で100台/日以上、工事用の大型車両が通行します。
そこで、この様なイメージアップを行ってみました。
最徐行《フラワーポット》です。
設置高さが丁度、大型運転手の視界に入るので、自分としては【かなり自己満足】しております。
少しでも工事車両の運転手さんに減速してもらい、地元住民の方のストレスが減ることを願っております。
今月のご報告は以上になります。
護岸工事 荒川(塩谷)その31(災害助成)Part52024.2.29
那須烏山市落合の護岸工事 荒川(塩谷)その31(災害助成)
皆様、こんにちは。
2月、いよいよ工事の最終段階の入りました。
築堤盛土の後、張芝を行うため、法面整形を行いました。
法面整形時に秘密兵器を使ってみました。
バックホウの法面バケットに取り付ける『法面勾配表示器』です。
これを使うことにより、勾配が針で表示されるため、オペレーターは表示を見て所定の勾配に仕上ることができます。
また、丁張りを設置する手間が省けるので、技術屋としては大変助かります。
一言でいうと【アナログICT】ですね(笑)
冗談はさておき、次に行きましょう!
法面が仕上ったので、芝を張りました。芝張りだけは流石に手作業です。
芝張り後に目土をかけて、法面はこんな感じで仕上りました。
その後、築堤盛土天端の敷砂利を施工しました。
皆さま、水はけのため、天端両側に勾配(への字)が付いているのがお分かりになりますか?
あ!忘れていました、1月に施工途中だった坂路工はこんな感じで仕上りました。
もっと近くで見るとこんな感じです。
途中ですが、ここでまた、私の相棒を紹介します。
測量、丁張り作業での相棒『杭ナビ』君です。
本体とプリズム(ミラーターゲット)、コントローラー(android仕様のタブレット端末又は携帯電話)に測量アプリをインストールして使用します。
使い方は、測量前に設置したい場所の座標値(X,Y,Z)をCADソフトを使って求め、そのデーターをコントローラー転送しておきます。
現場では、先ず『杭ナビ』君とコントローラーの電源を入れ、ペアリング(Wi-Fi又はBluetooth)しておきます。
次に測設は後方交会で行うので、既知点(トラバー点)2点以上を先ず計り、機械点をコントローラーに記憶させます。
後は、求めたい点を指定して測設をするだけです!
求めたい点を指定すると、『杭ナビ』君が自らその方向を向いてくれますので、その方向にプリズムを持っていきます。
すると、コントローラーが大きな矢印で「あと、何メートル前、後、右、左」と教えてくれます。
段々と求めたい点に近づくと、今度は十字の表示で「あと、何ミリ前、後、右、左』と教えてくれます。
その指示に従って求めたい場所にピンを打てば、誤差ほんの数ミリで測設完了です。
今まで2人で行っていた測量作業が1人で出来てしまうのですから、大したものです。
まるで『杭ナビ』君の小さい筒の中に測量士が入っているようです(笑)
そんなこんなで、相棒を紹介しているうちに、工事が完成しました。
上流側からの写真
下流からの写真
以上で、那須烏山市落合の護岸工事 荒川(塩谷)その31(災害助成)の工事進捗状況ブログを終了いたします。
今までご覧になって下さった方々に感謝の言葉を申し上げます。
『このブログをご覧になって下さった皆様のお陰で、工事が無事故・無災害で完成する出来ました。本当にありがとうございました。』